「守破離 - しゅはり」

日本の伝統文化、とりわけ芸術では、芸術性を追求するだけでなく、自己、他者、自然と「向き合うこと」、「つながること」に気づかせてくれます。外から見た美しさだけでなく、芸術を通じて四季のうつろいを楽しむこと、それはまた五感で芸術に触れるマインドフルネスの体験でもあり、内面の美しさを磨き、人としての在り方・生き方を美しくすることでもあります。 

アマン東京では、伝統を受け継ぎながら現代的な解釈を添えて新たなスタイルを創り出す「守破離」をコンセプトに、より身近に日本の芸術に触れるご体験を提供いたします。 

Japanese confectionary - Aman Tokyo journey Aman Tokyo activity Aman Tokyo activity

現代茶の湯に触れる

このプログラムではアマン東京のラグジュアリーな空間に掛け軸や花、陶器といった和の要素を取り入れ、食事とお茶、そして会話を楽しみます。唯一無二の茶会にてお客さまをおもてなしいたします。

ご案内する茶人は、松村宗亮氏。茶の湯の基本を守りつつ現代に合った創意工夫を加えた独自のスタイルを構築し、海外にて、また首相公邸などから招かれ多数の茶会をプロデュースしています。

 

暮らしに取り込むアートとしてのいけばな

伝統的な日本家屋にインスピレーションを得たアマン東京の客室を舞台として、お客さまとともに現代のいけばなを考えます。旬の花材のみならず、野菜や枯れた枝、時に苔むした石など日本の自然や風土そのものをいけるユニークなプログラムで、日本の美、その本質をご体験いただきます。 

講師の花道家は、国内外で活躍する渡来 徹氏。ファションやライフスタイルの編集者として培った感性や時代感覚で、伝統的ないけばなとはひと味違ったいけばなを体現しています。

 

五感を通して現代陶芸に触れる

土を素材に自然との共同作業で作り上げる工芸であり芸術である陶芸。日本では「用の美」とも呼ばれ日常生活の中にも根ざした伝統文化でもあります。今回は通常の陶芸とは一線を介した独創的なプログラムを実施。アメリカで陶芸に出会い、帰国後、様々な名品を作りながら独自のスタイルを確立した現代陶芸家、横山玄太郎氏と共に、見て、聞いて、触る、五感を使った新しい陶芸体験をご提供いたします。 

 

日常を切り取る食の日本美 和菓子

和菓子は伝統的な日本の食文化であると共に日本的な美意識が詰まった造形作品で、手のひらに収まる小さな世界に季節のうつろいを閉じ込めた芸術です。

和菓子作家の坂本紫穗氏に手ほどきを受けながら旅の思い出を季節の和菓子として制作します。