エクスペリエンス

四季を通じて楽しめる国

ブータンは、国の発展を図る基準として、経済力の代わりに国民幸福量(Gross National Happiness:GNH)を採用した世界初の先進国です。壮大な山岳地帯の大自然がもたらす静謐と、チベット仏教に根ざした深い信仰に包まれたブータンは、世界の中でも異彩を放っており、こうしたユニークな国家戦略を貫いているのも、必然と言えるかもしれません。夏はヒマラヤ山脈が野花に覆われ、冬はコバルトブルーの空が広がり、夜空に満天の星を映し出すブータンは、四季を通じて様々な感動があります。

Amankora_Bhutan Amankora, Bhutan - Experience Amankora

春 

ヒマラヤ山脈が新緑で色づく3月〜5月は、ブータンが最も美しい時期です。ガンテ周辺のハイキングコースには鮮やかなシャクナゲの森が広がり、プナカ・ゾンを囲むジャカランダの木々には紫の花が咲き乱れます。温暖な気候はピクニックに最適で、雪解けにより水量が増したプナカ周辺の川ではホワイトウォーター・ラフティングを楽しめます。 

夏 

6月から8月にかけての夏は、空がサファイア色に輝く穏やかな気候が続き、時折爽やかな雨が降ります。この時期は、渓谷一帯にある古代の僧院やゾンを見学したり、ヨガを中心とするスピリチュアル・リトリートに参加するのに理想的です。大地が青々とした緑に覆われるこの季節は、1年に数ヶ月間しか手に入らない有名なグリーンチリをはじめ、希少な食材が旬を迎えます。ぜひグルメ探訪を楽しんでみてください。 

秋 

空が澄みわたる9月〜11月は、夏より涼しくなるものの、気候は比較的穏やかで乾燥しているため、山岳トレッキングやサイクリングで爽やかな汗を流すのに理想的です。ヤナギの木が黄金色の葉を落とし、刻々と移り変わる日差しが世界最高峰のヒマラヤ山脈の頂をくっきりと浮かび上がらせ、数々の美しい写真を撮ることができます。また、秋には様々な祭事が催されており、毎年11月になると、ポプジカ谷に越冬に訪れる絶滅危惧種のオグロヅルの帰還を祝う年次行事が行われます。 

12月に入ると、山間部の空は澄みわたり、爽やかな空気に包まれます。山頂は雪を被り始め、冬の夜空に息を呑むような満天の星が瞬きます。この時期は日が暮れると冷え込むものの、日中は温暖で過ごしやすいため、ブータン西部のパロ、プナカ、ティンプーなどでのハイキングや散策に最適です。アマンのガンテロッジから見えるポプジカ谷の冬の光景はとりわけ魅力的です。なだらかな平原や竹林の至る所にツルの姿が見られ、遊牧民が雪の高地からヤクの群れを連れて下りてくるのを眺めることができます。

featured experience

The Cabin Below the Tiger’s Breath

Nestled in the foothills where pilgrims begin their journeys in the shadows of the iconic Tiger’s Nest, Amankora’s log cabin offers a breathtaking prelude or a cosy finale for hikes up to the legendary monastery. Accessible via a hidden path just moments from the main hiking trail, the quaint cabin is surrounded by a verdant pine forest which opens onto tranquil lawns with sweeping vistas of the monastery structures that appear to precariously cling onto the dramatic cliffside.

アクティブアドベンチャー

ハイキングやサイクリングツアーを通じて、ブータンのヒマラヤ山脈が織りなす雄大な自然をお楽しみください。

魂と精神

ブータン王国には、様々な仏教寺院や僧院があります。歴史的なゾン(チベット文化圏に多く見られる城塞建築)の見学や僧侶との交流を通じて古代の叡智に触れ、人生のヒントを見つけてみてください。